こんばんはダンク神田です。
少し涼しくなってきましたね。
このまま涼しくなるのか?はたまた暑くなるのか?梅雨の前にはエルニーニョ現象が起こるから冷夏になるかもーって話を聞いてましたが、結局エルニーニョなんでしょうか?
さて、今日は「キレイとか美しいとかだけじゃなくどう伝わるか。」について書きたいと思います。
高いカメラだから伝わる写真が撮れるわけではない
私は一時期カメラにハマってまして最初に買ったデジタル一眼レフカメラはNikonD90という中級機で7万ぐらいしたのですが、それでも満足せず結局なんやかんやで20万ぐらい出してフルサイズのD700まで買ってしまいました。
そしてレンズはスポーツ写真を撮るならコレ!(巷では入門レンズ)と言われるNikon70-200F2.8を買い。カメラ一式で数十万のカメラが出来上がりました。
さぞかしいい写真が撮れるんだろうと思いますが、確かに今まで撮れなかった写真が撮れるのは事実です。明るいレンズを使うと室内スポーツでもブレがなく撮れたり、高いカメラを使うとノイズがあまり出なかったり。
キレイな写真と伝わる写真は同じではない
でも、そんな高いカメラで撮った写真を見ながらいつも思う事があります。
それはキレイな写真と伝わる写真は同じではないということ。
ただキレイな写真を撮るだけだったらいい機材買えばある程度撮れると思います。でも伝わる写真を撮れる人ってまだまだ少ないです。
例えば、服の商品写真を撮る場合「マネキンに着せてF値小さくして背景をボカして・・」という撮影テクニックも大事ですがそれだけではなく、商品説明のタグを撮影するとか、可愛い小物を置いて女性らしい雰囲気を作って撮るとか。
結局は誰に何を伝えたいか。
その写真を見せるターゲットに向けてどう表現すれば一番伝わるのか。
ここが大事なんですよね。
見た瞬間涙した気持ちの伝わった1枚の写真
ちょっと話それますが、数年前の夜、後輩から1通の写メが送られて来ましてそのメールには「彼女にプロポーズして成功しました!」と書いていました。
そしてそのメールについていた写真は、薬指に指輪をして泣きながら笑顔で写ってた彼女さんでした。
普通のスマートフォンで撮ったただの写メール。
しかしその写真を見て私は嬉し泣きしました。
スマフォの写メールでもこれだけ心を動かさられる写真があったのは事実です。私は先ほどお話したように機材に数十万つぎ込んでますが、こんな写真私には撮れません。後輩はそんなつもり無かったと思いますが、私はこの1枚の写メを見て何か新しい扉が開けたような感覚でした。
「キレイとか美しいとかだけじゃなくどう伝わるか。」
私は今後もこれを意識して伝えていきたいと思います。
結局のところまだまだ未熟。
あっそうそう、先日ボランティアですが牛肉サミットでオフィシャルカメラマンをさせてもらいました。
いざ写真を見返すと、こんな写真いらんかったよなーとか、この写真もうちょっとこんな感じで撮っておけば良かったなーって思う写真がいっぱいありました。
いやー、言うのは簡単ですが撮るのはほんと難しい(笑)
自己満足ではダメで、お客様目線で考えてどんな写真が必要かを考えるのはほんとに難しいです。
来てもらえるお客様に伝えれる写真が撮れるようこれからも精進します。
最後に、私の記憶に残っている2010年5月15日に行われた香川真司のセレッソ最終試合で撮影した応援席スタンドの1枚。(クリックすると大きくなります。)
【頑張れシンジ!セレッソを愛している限りどこに行っても応援し続ける!!大きくなってまたセレッソで・・・】
まとめダンク
ただキレイに撮るだけじゃなく、写真を通して気持ちを伝えたい。
それではまた。