こんにちはダンク神田です。
暑いですね。いやー暑い。
さて皆さん早速ですが「バイラルマーケティング」ってご存じですか。
違う視点で考えるバイラルマーケティング
バイラル・マーケティング(Viral marketing)とは
口コミを利用し、低コストで顧客の獲得を図るマーケティング手法である。情報の広まり方がウイルスの感染に似ることから、「ウイルス性の」という意味の「バイラル」の名を冠している。
ダンク神田的に言うと、
・これおもろいんちゃうん?
・絶対写メ撮ってTwitterに載せるで
・ネタとして最高やん などなど
という風になる商品や売り方を考えて発信するということです。
一番の利点は宣伝コストが抑えられること。
何か商品を作ってもちゃんとお客さまに伝えないとモノは売れません。お客さまが知らないモノは存在が無いのと同じ。つまり自社製品や自社サービスをお客さまに届けるには必ず広告宣伝費がかかります。
昔は雑誌にお金を払って掲載してもらったり、大手ならテレビCMをしたりと莫大なコストをかけて宣伝していましたが、今の時代はブログ、Twitter、YouTube、facebook、Instagramなどなど個人で発信できるツールが増え、個人メディア化が進んできました。
個人(中小企業など)で手軽に発信できる時代だからこそ、バイラルマーケティングを意識した商品や売り方を考えれば低コストで一気に世間に広めれることが可能になりました。
口コミで一気に広がった「きのこの山」専用プレート
先日友人でもある信楽焼の奥田大器さんが、きのこの山をわざわざ皿に1個1個乗せるという奇妙なきのこの山専用皿を作られました笑
それがコチラ
たけのこの里バージョンはこちら
ご自身でも言っておられますが「バカな皿」笑
でもこれをブログ発信したところ、早速メディアに取り上げられました。
■with news
「きのこの山」専用プレート完成 信楽焼き陶芸家が、本気出してきた
http://withnews.jp/article/f0150709000qq000000000000000G0010801qq000012235A
そしてYahoo!ニュースにも載りました。
Yahoo!ニュースでのシェア数は5000に迫る勢いで、Twitterではリツートされまくり、2ちゃんねるにも載り、また数々のブログでも紹介されました。
口コミ(バイラル)を意識し角度を変えた商品開発でここまで反響が変わる。普通の信楽焼の皿なら間違いなく反響はなかったでしょう。
動画でもバイラルマーケティング
少し前になりますが「恋するフォーチュンクッキー」は、バイラルを意識したPVでした。
企業が踊る恋するフォーチュンクッキーをYouTubeの「AKB48の公式チャンネル」に掲載するというコラボレーション企画で、企業側からするとAKB48の公式チャンネルに載るということで何百万再生という単位で視聴され企業ブランドを高められるし、AKB48側からしてもそのコラボが口コミで話題となり恋するフォーチュンクッキーの宣伝にもなる。
いやー賢い。
個人的に好きな動画はコチラ(サマンサタバサVer)
いやーカワイイ。
最後の3:03秒辺りの「ふぅー」のところは男だったら見る価値ありです笑
あとAKB48以外では、
三代目J Soul Brothersの「R.Y.U.S.E.I.」。これは「ランニングマン」というダンスで一気にこの曲が世間に広まりました。めざましテレビなどのニュース番組でもかなり取り上げられましたね。(ランニングマンは1:53秒辺り)
お笑いでは(本人たちはダンスユニットと言っている)エグスプロージョンの「本能寺の変」など、リズムネタで世間の中高生を中心に大人気らしい。口コミで広がり再生回数は驚きの1600万再生です。
しかしバイラルマーケティングは簡単ではない
バイラルマーケティングは、狙いどおりに出来る場合もあれば「思ったほど効果が無い」「効果が出るまで時間がかかる」という企業からすれば読めない所があるのも確かで、すぐに効果が欲しい場合はやはりAdWordsなどのインターネット広告を使う方が無難なのは言うまでもありません。
あと、ふざけすぎて企業価値を落とさない線引も大切です笑
まとめダンク
結局大事なのはそういう視点で物事を考えられる柔らかい頭が必要ということ。なんでもダメじゃなくて、なんでもOKにしてから絞ってみるクセをつけてみて下さい。
予約販売が開始されたようです!(2015年7月25日現在)
そうそうきのこの山専用皿、たけのこの里専用皿の予約販売が開始されたようです!(2015年7月25日現在)
楽しく仕事をするのが一番。
それではまた。